俺、御神弓弦と妹の和琴は、長旅の終わりだけを待ち望んでじっと座っていた。先程から交わす言葉もどんどん少なくなり、二人には諦めにも似た重い空気が...
親父が死んで、俺に残されたのは学習塾だった。告ぐ気なんかなかったから夏休みを使って遺品の整理だけでもと、思いここまで来た。しかし誰もいないはず...