難評価の作品再び、2011年の「ローアングル制服美少女編72-210」以来であるが、今回もまたオープンバックに悩まされた。パッと見た感じでは薄ピンクのTバックを下に履いている、つまり重ね履きに思える。しかし、下履きはハッキリとは映っていない。“悩まされた”としたのは、つい先ほど解決を見たからだ。結論を言えば、「重ね履き」である。そうは見えないアングルが多いのでうっかりしていると履いていないかのように見える。チラリ、チラリと動くミニスカートの襞ごしに下履きがハッキリ見えないギリギリの角度で切り込んでいる、なんとも憎らしいカメラワーク&編集だ。そのギリギリこそが、最も男を惹きつけるということを知っている匠の技だろう。「重ね履き」だから楽しめなかったと言えば、それはノンだ。ここまで一体幾度再生してみただろう、「抜き」という目的とは違った「探求」「発見」の楽しみがトラッドには、ある。そして幸運にも「発見」できた暁にはまた新たな「抜き」の魅力が加わるのだ。ここまで1シーンに突っ込んでおいて何だが、実はこれがトリックで、「発見」はまた別に隠されているのが虎の手習いであり、本作もまた例に漏れない(つづく)