個人的には、女の子からの胴締めスリーパーやお互いの逆エビ固め（ボストン・クラブ）の応酬などは是非入れて欲しかったし、エルボーやニードロップなどの打撃技は明らかにぐだぐだで、寧ろシナリオから外した方が良かったなど色々と不満な点はあります。しかし、確かにVOL.1よりは良くなっています。自分も女の子とプロレスごっこをするのが大好きなのですが、「こんな感じのプレイをするんだよ～」といった具合に、初めての子にプロレスごっこのイメージをつかんでもらうために見てもらう入門編としては、まあお薦めの１本になるかもしれません。特に女の子が卍固めとコブラツイストをスムーズに使いこなすのはご立派です

「初代ミニスカポリス」福山理子さんと「戦うアイドル」森崎愛ちゃんとのプロレス対決、福山さんのブログによると「アオタンやら傷やらを沢山作って闘った」ガチンコ・プロレスです。 まあ「ガチンコ」と言ってもそこはそれなりですが、結構楽しめる作品です。３本勝負形式で、特に１本目は次々に技の応酬が繰り広げられ、試合内容も期待以上でした。流石に１本目のテンションを最後まで維持するのは無理だったようで、２、３本目は若干物足りない感もありますが、それでも標準以上のよい出来です。 そのセクシーな肢体とヒールを思わせる厳しい攻めの理子さんと正統派ベビー・フェィス愛ちゃんとの対決の構図は、正に「クール・ビューティー」VS「受けの美学」、ジャパン女子プロレス時のワンレン美人尾崎魔弓 VSまだポッチャリしてたキューティー鈴木、といった観があります 惜しむらくは、２人ともビキニではなくワンピース水着でプロレスして欲しかった…

千晶様は期待通り。力強いキック、えげつない角度できめる逆エビやラクダ固め、そして男を相手にスタンドで決めてみせる圧巻のアルゼンチン・バックブリーカー！さすが「最強女王」の名に相応しいパフォーマンスだ。腹が立つのは、その相手の男性陣。査定マッチ用に「刺客」３人、最後に「最強の男性ファイター」が挑戦ということだが、最初の３人については、「円高をただ見守っている」だけの某財務大臣と同様、千晶様の技をただ無抵抗で一方的に受け続けるだけ、３人分の野郎の苦痛の呻き声を延々と聞かされ食傷した。「最強男性ファイター」というのも、申し訳の台詞でもまだ褒めすぎな位に不甲斐ない。リング上ではなく、コンクリート床にマットを敷いただけの舞台なので、見かけが派手な投げ技や飛び技は封印され、関節技中心のごつごつした男女の肉弾戦が展開されるかと期待したのだが、その点はっきり言って期待外れだった

主演の女の子は、実際になかなかのプロレス好きなのではないかと思います。次の展開へ移行する際に、男優さんとの呼吸が合わずに若干躊躇する間もありますが、攻撃する際のスムーズな技への入り方、展開に応じて掛ける技を替えていく巧さ、そして責められる際の技の受け方も上手なので、実に安心して見ていられます。もちろんシナリオがあって何度か練習しているんでしょうけど、それでも付け焼き刃感は全くなく、この手の企画ではレベル以上を期待できる女優さんの一人だと思います。プロレスごっこ的にも、足４の字、コブラツイスト、そしてこの手の企画ではお約束の首４の字などのプロレス技が一通りカヴァーされています（できれば女の子を責める技に、もう少しバリエーションが欲しかった…）。もし続編が期待できるならば、例えば３本勝負でのもっと長い作品にして、この女優さんのプロレスごっこでの引き出しの深さを更に見せて欲しいと思います。

実際に女の子とプロレスごっこをするのが大好きな私には、興味津々な「みくすヲタ」シリーズの最新作。タイトルに「エレクト」が付き、また「イカせ合いルール」ということで、何となくラストは想像できたのだが、それはともかく、前シリーズでは些か冗長だった導入部も比較的あっさりで、早速プロレスごっこシーンに移行したのは◎。また、私的には女の子とのプロレスごっこで必須であるところの首４の字や足４の字固めがちゃんとカヴァーされており、早い段階で足４の字の攻防シーンがあるなど、結構いい感じでプロレスごっこは進行していたと思う。それだけに、途中であまりにも唐突に展開が変わってしまい、予想通りの「イカせ合い」になってしまうのはあまりにも中途半端で実に残念！また、肝心の女の子は、腕が細くて長いので、「魔性のスリーパー」の使い手といった感じで好もしいのだが、その関西弁が若干全体の緊迫感を削いでしまった感がある

現在は本職の格闘家になってしまった千晶様。その千晶様はもちろん、相手の男優さんもかなりのプロレス巧者です。そんな二人が無制限3本勝負でのプロレス対戦プレイを行うのですが、本格的なリングを使用しているので、投げ技、打撃技、関節技そして飛び技と、一通りのプロレス技の応酬が見られます。惜しむらくは、満遍なく技のテリトリーをカバーした分、若干緊張感が切れてしまったような、明らかに手加減見え見えの打撃技の応酬場面があったりする点（カメラワークの問題もあるんだろうけど…）。打撃技はともかく、投げ技やアクロバティックな飛び技はもっと控えめにして、絞め技や関節技をの比重を増した方が、もっと説得力のある内容になったかも…。でも、最後の最後まで力と力のぶつかり合いという雰囲気は貫かれており、１８１ｃｍという長身を誇る千晶様の迫力あるミックスファイトが楽しめる作品には仕上がっていると思います。

女の子（スタイルがいいし、結構かわいい！）が、シンプルな黒の競泳水着で男性とプロレスごっこをします。競泳水着で女の子がプロレスをする点は、私的には二重丸ですし、女の子は結構頑張ってプロレスをしており、その点はGoodです。残念なのは、せっかくの女の子の頑張りに対して、お相手の男優さんの演技が全然で、全くの役不足だったこと。もう少しミックスマッチらしくなるよう演じて欲しかった…。また導入部がちょっと長いため、肝心のプロレスシーンが時間的に物足りないし、８畳の和室スペースでのプレイにも関わらず、プロレスごっこシーンにあまり動きのないのも若干不満。何よりもお互いに掛け合うプロレス技の種類が少ないのが、とても残念でした。せっかく女の子は頑張っているのだから、全体の構成とプロレスごっこシーンのシナリオをもう少し工夫すれば、もっともっと面白くなったと思う。