バトルの初期の作品は、ほんとに女の子同士がじゃれあって、多少の技の真似ごとみたいなことをやって、勝負の付け方もこれで決まり?と思うようなものが多かった。この作品は、格闘プレイ界の有名人をXとして招へいして、バトル初期の功労者りあんとを当時としては本格的なプロレススタイルで闘わせてくれたところで、新鮮だった。りあんは技こそ未熟だが、Xに立ち向かう気持ちが強くて、闘う女に興奮する人には受けると思う。りあんの気持ちが、Xの気持ちを時々引き出しているのもよい。 りあんは、(たぶんこの後)BC40で、やはり当時の格闘プレイ界の有名人「桃子」ともっとプロレススタイルの闘いを繰り広げている。 りあんが「ギブ?」を迫る低い声は刺激的。