120分の作品ですが、SMシーンが出てくるのは後半の60分です。それでも佐川銀次と松本まりなの演技力があるので前半の60分もさほど苦痛ではありません。SMシーンは緊縛セックス・鞭・ロウソクといったスタンダードのものにすぎませんが、まりなの演ずるバツイチ中年女の溜まりに溜まった性欲が溢れだす感じや感じすぎる肉体のいやらしさなどが見事に表現されていて、非常に興奮させてくれる演出となっています。非常に美形で体形も見事に維持されているまりなですが、それでも40過ぎの肌には粗も目立ちます。でも、そこが「リアルなおんな」感を醸し出していてグッド!です。「美熟女のSMセックスを見たい」目的の方でしたら十分納得できる作品だと思います。
まず、パケどおりの美熟女で、メンテナンス行き届いてます。落ち着いた台詞回し(喘ぎが猛獣っぽいが)の表情も好印象。身長158cm以上の存在感があります。前半は残念ながら不倫のみで、緊縛無し。後半11分頃こんなんあるストーリーをきっかけに、後手胸縄の基本から緊縛開始。いい表情をかもし出します。後半19分頃にはパケ写表紙スタイルで、抜きどころを迎えます。次のロウソク時も後手胸縄腰縄で、しっかりと、縛りのスタイルに好感が持てます。魁監督作品には大きなはずれがないような気がします。