あまり良く評価出来ないので、あえて悪い点から挙げます。一つ目は、画質が良くないです。サンプル通りの画質なので、少々曇った感じがあります。二つ目は、再生中に時折カメラマンの影らしきものが入ります。見ていて何気に気になりました。縛りモノには詳しくないので、詳しくは評価出来ませんが・・・まぁ、女優さんが結構休み無く悶えてくれるので、そこそこ楽しめると思います。浴衣モノに関しては、もう少し肌蹴て（スタッフが襟元にチョッカイを出す等）欲しかったものの、素足はシッカリ映っているので良かったです。お買い得感はイマイチですが、浴衣（素足）が好きで、尚且つ出演している女優さんも好きなお方は、また違ったレビューになるかと思います。

一人目の女優さんの一つ目のシーンは、縛られた状態で屋内の狭い収納庫で転がされている場面から始まります。拘束+閉塞という、二重の不自由感がたまりません。更にここから脱出しようとする素振りを見せるものの、悔しくも誘拐犯に足で踏まれ奥へ奥へと押し戻される描写があり、この被虐感も見物です。二つ目のシーンでは収納庫から抜け出したのか、廊下でのシーンとなります。ただこれはシチュエーションとしてはいいのですが、それに適したといえない無駄な時間を費やす動作が多く、芋虫のように這ってでもより素早く出口へ向かおうとする様が見たかったです…。また、足をアンテナのように壁に向けて上げていく姿は、人によってはシュールに見えるかも知れません。それとやはり特筆すべきは仁和かのこさん。黒い髪、白い肌と豆絞り、紺色の浴衣、胸と膝と足首に巻かれた黄土色の縄との色彩のコントラストは大変美しく、それをもって部屋の隅っこで畳の擦る音を鳴らしながら小柄な体躯を震わせる姿は必見です。