これまでと変わったことがいくつか。 ひとつめは逆さ撮りシーンの冒頭に女の子の静止画を重ねてどんな子だったかをフラッシュバックさせる点。ふたつめは前後の追いかけシーンがやや長めになっている点。そして三つ目は女の子にあやまらせている点。それは「済みません」と言った子と「ごめんなさい」と言った子のふたり。それでそそられるのかと言われると、どうだろう。 宣伝には「さらなる悲劇に襲われる」と煽っているが、そこは期待しない方がいい。 露出は少なめ。下着になかに手を入れているのはひとりだけ。アングル的にも痴漢の手が目立っていて、やや残念なところもある。実際の場面を再現させようとしての演出かもしれないが。 不満な点をいくつか挙げた感があるが、肝心なところは秘して想像で補わせるということなら、それはそれでいいのかもしれない。