様々な緊縛による責めが観られる濡木氏の作品ですが、この作品でも見事な緊縛責めが観られます。印象的なのは、きつめの逆海老縛りからの吊責め。棕櫚縄での縛りと股縄。背面合掌縛りでの鞭打ち。どの縛りも、濡木氏らしい完成度の高い縛りでした。
濡木痴夢男氏の緊縛はいつでも本格的ですが、この作品は、よりきつく縛り、よりきつく猿轡をし、よりきついポーズにしていくなど、縛りによって女性を喜ばせようという意図を感じる作品でした。この作品で一番喜んでいるのは、観ている人ではなく、縛られているモデルさんだと思います。
制服姿、長襦袢姿、裸、ボンデージ衣装など様々なコスチュームでの緊縛責めが観られます。猿轡が木の棒ギャグや手ぬぐいの多重猿轡だったり、長襦袢姿の緊縛があったりするためか、全体的な印象としては和をイメージさせる内容です。画質が少し良くないにもかかわらず、きれいに感じる作品でした。
画面のサイズから古い作品だと思うのですが、画質が良くなくても、とてもきれいに見える作品でした。如月つかささ自縛シーンに始まり、緊縛をはじめとして様々な責めを受けるのですが、どのシーンも如月つかささんの魅力的な表情でいっぱいでした。特に、長襦袢姿での緊縛シーンが印象的でした。
女王様による責めは多彩で、どれも本格的なものです。責める相手も多彩で女性も男性もいます。自分は、女性が縛られるシーンが好きですが、8時間という長時間の作品なので、自分が好きなシーンを見ているだけでも十分楽しめました。SMに興味がある方には、お気に入りのシーンを見つけることが出来る作品だと思います。
タイトルがずっと縛られたいで、オープニングでも色々な緊縛名を出しているので、沢山の種類の緊縛シーンを期待していましたが、緊縛責めのシーンは予想よりも少なく、男性による責めが印象に残る作品でした。狸縛りなど本格的な吊責めの長襦袢での縛りは見ごたえがありました。
多くの作品の中から良いところを少しずつというのではなく、それぞれの作品から20~30分のシーンを抜き出しているため、ダイジェストというよりも普通の作品という印象です。8時間に及ぶ緊縛シーンがたっぷり楽しめます。