厳重に縛られ、猿ぐつわされた女性を助けようとするが・・・というファーストシーンからして明確にDIDというコンセプトが打ち出されており、それは成功しているように見える。TVドラマの誘拐シーンのみを抜き出したような演出だが、これはそれより遥かに倒錯的である。また、女子校生２人が遊びに興じて、緊縛を体験するエピソードも良い。ベティ・ペイジ主演の往年のレズビアンボンデージ作品を彷彿とさせるが、こっちは台詞がある分、各段に良い。