手を引き上げて縛っていれば見栄えが良くなったと思う。後半のベッドでもがいてるところは中々で、猿轡を変えるあたり面白いけど、一定レベル以上の動きと呻きが欲しいところ。
別のタイトルではレズと銘打って大したことはありませんでしたが、何故か銘打ってないこっちの方が絡みが多い気がします。縛りもがっちりしていて前半のBは見てて飽きませんでした。後半がちょっとダレますがそれでも拘束を邪魔する要素がこのレーベルにしてはあまりないのでおすすめです。
最初の方はわきあいあいとレズの絡みをしてますが、サンプル以上の濃厚なものはありません。不二企画によくある、というかそれしかないカメラ・・と言ってもビデオカメラではなくてシャッター押すやつの撮影を主体としているので、ビデオ作品として楽しもうとした方はその時点で無いわと思うでしょう。ストーリー性なら☆つけられません。後半は結構エッチい下着で「撮影」してますが、単純にタイトルに釣られて人は愕然とするでしょう。無意味に男が混ざってるからです。もうタイトリングが意味不明すぎて笑えてきますね。前半においてはレズ的官能味の濃いシーンが無いと言ったらウソですが、後半は・・ないようなもんです。その分内容は濃くなったのかと言ったら・・全然ですグダグダでした。ゲームならクソゲーです。見る人は見えないハードルが三つくらい設置されてあると思って観賞してください。
緊縛放置もので、この手のものに興味ある人は分かると思うけど、某実験堂で縛りは良いけど口枷が物足りない、純粋にもがいてたり呻いてたりしてればいいんだよ。としばしば思っている人にはとても良いのでは。以上の点では物足りなさを感じる方が少ないと見ますが、ただホッグタイが中編から半分以上で、ボールギャグは何故かこのメーカーでは穴開きで無いものばかり。後者は置いといて拘束感がもっとほしい、涎もたれ流せという欲求のある人はともかく、緊縛を必死にどうにかしようとしてる様が好きな人は良い作品になるかも。
このジャンルの類を見るユーザーの前提として、もがいてるか呻いてるかがポイントだと思う。その回答はクロロホルムのビデオに比べてそれほどでもないし、衣装や縛り方・猿轡に特に執着が無ければ・・というほどマグロでもないので個人としてはそろえて置いて良い方だったと思う。ただ、この手の放置ものでボールギャグがあって縛りががっちりしたものは少ないのでありがたいけど、穴開きのボールギャグじゃなかったのは残念。