女性二人が絞め技、関節技を順番に掛け合って苦しめあう。後半の上原優に対する藍花は、掛けられても、掛けてもいい表情をする。上原を弓矢固めに極めて「降参と言え」と繰り返す藍花はエロい。なんとなくやられ役というイメージが強かったのだが、責める側に立ってもいい演技をする。

このシリーズの中ではかなりスピード感のある試合になっています。技もかなりしっかり極まっていて見ごたえがあります。ただ、水澤がやられるときに悲鳴を上げすぎで、音量を下げて聞かざるを得ませんでした。そんな水澤も自分のターンとなると結構本格的なキムラロックで高田を絞めあげたりして、一進一退の攻防は面白いです。「痛いでしょ？」「ぜんぜん」といった言葉の応酬もよいです。どちらも結構な技巧者なので技の掛けあいを見ているだけでも楽しめます。終盤から勝負がついた後の軽いいじめまで高田のSっ気が見えるところも興奮材料になります。

水原は序盤から飛ばしていきます。胴締めや首4の字といったオーソドックスな技で朝霧を攻め立てます。技の掛かりはやや緩いのですが、水原が結構ムキになっていて、何度もギブを迫るのがよいです。結末はややあっけないので、少し物足りない気もしました。

シリーズの趣旨からはそうだろうと思うのですが、プロレス技はごく最初の方にわずか使われるだけです。あとはひたすら電気あんまの連続です。女性から男性に対する攻めと攻守を入れ替えた男性からの攻めとがあります。電気あんまが楽しめる方にはよいと思います。

相手を責め合いながら、時に抱き合い、鼻をつまんでキスで窒息させ、「指チンポなめなさいよ」と指を口に突っ込む・・・となかなか激しいレズファイトが展開されます。言葉攻めもよく、「ほんとにそそろそろ息の根とめちゃうよ」みたいなセリフがポンポン出てきます。勝者による罰ゲームも厳しく興奮できます。

結構本格的な技の掛けあいが続く。何より二人とも勝ちにいっている様子がうかがえるのがよい。ひとつひとつの技のかかり具合はやや緩いのだが、技の種類が多い点は楽しめる。極まり技はややマニアック。最後のラウンドのギブはマジギブだったと思う。

男を相手に女性が絞め技、関節技を掛け続ける。構図としては単純なのだが、女性がかなり本気で技を掛けにいっているので技フェチにとっては満足度が高い。ひとつひとつの技を掛けている時間が結構長めなのもツボ。女性陣が楽しんで技を掛けているのもよい。

特に一人目、強気の感じの美形の女性が逆さイラマというアクロバティックな攻めを食らっているシーンには興奮します。仁王立ちスタイルのイラマから始まりますが上目遣いで「こんなことしてただで済むと思っているの」と強気な発言をしているところがそそります。よだれ、鼻水まみれになってもまだ男に逆らうセリフを言うのですが、デスクの上に寝かされ逆さで挿入され、だんだんに弱っていく様子がエロいです。

技のかかり具合は全体に緩め。長身の池上ルナが楽しそうに技を極めている。技のかかり具合は緩めなのだが、いたぶり具合がよい。池上の言葉攻めと青山ひかるとの緩めのやりとりも結構楽しめる。前半の池上のターンでもっと青山をいたぶってくれたら、もっとよかった。

第二試合、勝気に見える堀江ひなが試合開始間もなく男レスラーの技に捉えられる。その悲鳴がよい。堀江も途中で反撃に出るのだが、男の攻撃はやまず、後半の○問技ラッシュへ。スリーパー、コブラツイストからの股間攻め、アルゼンチンバックブリーカー、サソリ固めと男の猛攻にも「まだ、負けねぇっ」と絶叫する堀江がそそる。