男レスラーと対戦する女性二人は、いずれも端正な顔立ち。第一試合のすももはプロレスの基本的な仕草は心得ているらしく、最初の方では結構攻めに出る。技を受けるにしても、試合の半ばくらいまでは笑顔を見せる余裕があるのだが、最後は男レスラーの○問技に顔をゆがめながら沈む。第二試合の果淋は、最初の方から男レスラーの技に苦悶の表情を見せる。女性が真剣に苦しむ様子が見られるのはうれしい。端正な女性が○問技やエロ技に苦しむ表情が楽しめる一作。
格闘女王として一世を風靡した千晶が女性相手に強さを見せつける千晶道シリーズの第一作。相手の堀江ひなは153センチと182センチの千晶に対しては圧倒的に不利なのだが、気持ちでは負けていない。千晶はかなりの高さからのボディスラムを何度も繰り出し、手を抜かない。千晶の繰り出す技はドラゴンスリーパー、弓矢固め、ロメロスペシャル、首4の字(「ギブか?」)、(○問)コブラツイスト、カナディアンバックブリーカー、キャメルクラッチ(直角に曲がる)などたっぷり。堀江も試合半ばでキャメルクラッチ、卍固め、STFで反撃するのだが、千晶の余裕を崩すことはできない。千晶の強さを感じたい人向けだと思う。