柊舞(白鳥らん)のシネマジック出演作。きれいな体のニューハーフで、顔も好き嫌いはあるだろうけど可愛い。でも出演者全員の演技力のなさでせっかくの興奮が大いに削がれます。それでも白鳥らんの大根演技はまだ可愛いさもあって許せるのですが、男優の学芸会レベルの芝居は殺意を感じます、いちいち全てのセリフを噛んでます、なんでそんな役者にこんなストーリーものをやらせるのでしょうか? それでいて最後の男優の顔にはぼかしがかかってるし…。意味不明な企画。ニューハーフSMビデオとしては白鳥らんの反応の良さもあって悪くないけど猿芝居作品としては最低レベル。
二人の熟女女優・艶堂しほりさんと結城みささんのタガの外れた淫乱快楽プレイが展開します。段取りとか演出とかは消し飛んでしまっていて二人がまさしく野獣のように求め合う姿が全編にわたって繰り広げられます。特に艶堂しほりの痴女ぶりは極まっていて、これまでの彼女の出演作の中で最高の乱れっぷりが楽しめました。レズものにはキレイさ重視の清楚系とエロさ重視の淫乱系があると思いますが、本作は淫乱系の作品として朝桐光とまりかの名作「溺愛」を超えた最高峰のレベルと評価できます。
導入の解説から、片手首・両手首縛り、一番基本の手錠縛り、続いて後ろ手縛り・後ろ高手小手縛り(簡略型)、襷縛り・後頭後ろ手縛り、股縄縛りと進行します。最後に一般男性の簡易後ろ高手小手縛りの実践演習が付きます。縛りというものが実際にはどれほど危険なものなのか、そしてそうした危険を回避して安全に楽しむためにはどうしたことを守らなければならないのか、といったことが十分に時間を費やしながら解説されています。いずれも簡単な縛りですので、「このレベルなら見よう見まねで十分」と思う方が多いかもしれませんが、こうした「プロの縄師」のしっかりとした指導を省略しない方がいいのだと納得させられます。
また例によってバカげた作品を…と思いながら購入した本作ですが、意外にも実に丁寧な作りの作品でした。エロを別としてもドラマとしても楽しめました。(といったら少し褒めすぎかもしれませんが) シナリオやカメラワークなど随分手間がかかってるんだろうなぁと思わせる出来です。男優さんたちも女優さんたちも演技の最低ラインはクリアしていますので、大根芝居でせっかく高まった性感を邪魔されるなどということはありません。羞恥心をかなぐり捨ててオーナーたちに認められよう、忠誠を尽くそうとする牝ポニー従僕たちの健気さが、ハレンチな嬌態とほどよく混合しています。決して「女の子が下品すぎてこれじゃ興奮できない」といったテイストではありません。最後の種付けシーンはもう一工夫欲しかったので☆を1つ減らしておきます。
かつてマニア倶楽部全盛期に一世を風靡したマゾ女性、隷可さんのビデオ出演作です。マニア倶楽部では目隠し線が入っていましたが、本作では素顔が確認できます。全編を通じて、素人マゾ女性らしい思いつめたような息遣いや演技ではない抑えきれない興奮が映像に滲み出ている点は高く評価したいと思います。内容そのものはSMプレイとしてはごくスタンダードのレベルですが、本物のマニア女性のリアリティに魅かれる方にはお奨めできる作品です。
大塚咲です、もちろん本当のOLさんではありません。他の方のレビューからもわかる通り、女優さんの魅力に頼った一作です。「現役OL」を標榜することによってリアリティを出すために特別な演出は不要となっています。そのぶん何とも淡白な性交シーンが続くことになりました。リアルなOL感を出しつつももう少し視聴者を興奮させる仕掛けがあってもいいのじゃないかと物足りなさが残りました。
ニューハーフとするとかなりおブスちゃんの部類に入るMIKIちゃんです、でも可愛い女の子に成りきれてないのに、精神的に何とも女子っぽい感じが溢れてるイタイところになぜかそそられます。ちょっと珍しいコです。SMビデオとしては特にハードなことはしていないのですが、MIKIちゃん自身はかなりの淫乱マゾだと感じ取れます。もっと美人の女性やきれいなニューハーフのSMビデオがいくらでもあるのに、なぜかこのビデオを何回も見直してうのは、リアルなスケベさが滲む雰囲気のためだと思います。
ベイビーentertainmentらしい作品です。手慣れた快感責めをハズレなしの管野しずかを素材に安定の展開です。そこに「戦隊ヒロインもの」ふうの味付けが施されていますが、さほどの目新しさはありません。快感責め作品として水準はクリアしていますが、マンネリ傾向であるのも事実です。
快感を与えることに特化しています。いろいろな緊○が楽しめますので、「縛り」を楽しむ作品としても利用できます。女優さんはもちろん川上ゆうさんですのでハズレなしです。ハードさを追求したSMビデオではありませんが、値段分の価値は十分にあります。
りょうちゃんは本当にマゾの情念にあふれた子です。攻撃的なマゾヒズムではなくて日本的な耐え忍ぶ系の雰囲気を持った子なので、年齢を重ねて多くのSMビデオに出演してくれることが楽しみです。内容はSMとしてはスタンダードのプレイを揃えてはいますが、ハードさには欠けます。しかし自分自身のマゾヒズムを抑えきれずにプレイに応募した女性のいじらしさがうまく表現されている点をお勧めできます。