プレイ内容はちょっと物足りないですな。M男の服を脱がせて乳首をいじる。その後はフェラがあったり、四つん這いにさせて背後から手コキ。最後は座った状態で背後からの手コキとどのお姉さんもワンパターン。射精も思いっきり飛ぶのでもなく残念。満員の電車内でお姉さんが背後から近寄ってきて、無理矢理手コキされるぐらいのシーンが欲しい。全体的にM性感のようなプレイでハードさは何もない。ちょっと中途半端な感じがします。
夏咲まりみさんは表情がキリリとして凛々しい美少女。色白の肌とお椀型のバストがいい。セーラー服のままベッドに押し倒されて無理矢理脱がされていくシーンはいいのだが、抵抗なくフェラをしているのが不自然に感じる。余分なストーリーのパートは要らないので、もっとSEXシーンを増やしてもらいたいところ。
菅野しずかさんは、ペニバンものとか逆アナルものにかなり出演されているけれど、何か自分の好みに合わない気がする。本作品はペニバンに特化した内容で、ペニバンで最後にM男が射精したり内容ははいいと思うが、なぜだか感情移入できない。
「不条理な世界」というが、見ている側には不思議な作品。一番良かったのは3番目のシーンでボールギャグをはめられたM男が無理矢理ペニバンで犯されるシーン。意外なことにペニバンの挿入を嫌がるM男の作品というものは少ない。嫌がる様子がリアルで良かった。ありきたりのSM作品に飽きたという方にはいいかもしれない。
変なストーリーや設定のない純粋なSM作品だと思います。奴隷になることを望んでいるM男を調教していく。決して射精に導くことが目的ではないと感じられます。手コキや足コキ、ペニバンなどで最後にM男が射精しておしまい、という展開は一切ありません。鞭の跡が痛々しい状態でおしまい。これが本当のSMなんだなぁと考えさせられます。
紫葵さんが、脱がせたワイシャツでM男を後ろ手に固定し、パンツを脱がせてアナルに箸を突っ込んだりするシーンが良かったです。ただし男女逆転のセックスがあるのが残念でした。川村さんも熟女といった感じが伝わってきてマルです。シリーズ化してもいいぐらいなのに、と思います。
それぞれのプレイのシーンが短すぎるし、全体の流れもチグハグな感じがする。足コキも生足が好きな人にはいいだろうけど、私のようなブーツ派には物足りない。良かったのはM男を立たせて一本鞭で打つプレイ。女王様側からのアングルとM男側からのアングルがあって良かった。女王様は素晴らしいと思うけれど、その良さが活かせていないと感じた。
本作はドキュメンタリー作品として観るべきなんだろうなと感じました。やはりこういうものは自分で体験してみるのが一番な訳です。次善の策としてビデオがあって、女王様の美しさだったり「こんな風に責められたい」と想像して興奮する訳です。この作品は「へぇ、すごい」と思わせる内容ですが、これを観てヌクというのはちょっと違うかな、と。興味深い内容ではありますがね。