盗撮風の演出に固執して、狭い覗き穴に収まるように演技指導しているのか、女優の動きや叫び声が小さくなっているようだ。笑いながらしゃがみ込んでしまうような女優は出なくなってしまった。新しい巻の女優は比較的落ち着いていて、恥じらいが乏しいかな。 あとやっぱり、覗き穴の縁で顔が切れていたり、遠すぎたり、カメラが真下すぎたりで、スカートがめくれたときの顔の表情が見えにくいのが多くなっていて残念。ジャケットのサンプル写真のようなカメラ目線でにっこりのシーンは皆無。

このシリーズ、まず隠し撮り用カメラが全く隠されずに映像に写ってしまっているシーンがあるので、盗撮ものとしては破綻している。それでも盗撮風演出には固執していて、覗き穴風の画面演出が加えられているシーンが結構ある。そのようなシーンでは、被写体の顔が覗き穴の縁で切れてしまっているケースが多い。更に、画面の端で顔切れ、被写体が遠い、隠し撮り用カメラの位置が低すぎて顔の表情が分かりづらいシーン等もある。企画ハプニングものでは顔の表情は重要だろうに、盗撮風演出のせいで犠牲になってしまっているシーンが多い。なぜか後の方の巻ほど顔切れ率が高い。基本的な撮影が未熟であるにもかかわらず、演出にはやたら固執していて、企画ハプニングものとしてもグダグダになってしまっている。パッケージ表写真のように、真正面からカメラ目線で、被写体がニッコリ笑ってポーズ取っているシーンは、ほぼ全く無いので、騙されないように！