まず、同社他作品からオナニーシーンを寄せ集めたアソートであるから、重複には注意。統一感もへったくれもないセレクトであるのだが、個々で見ればこれがどうして悪くない。その中でも見所は、「パンティにマン汁つくまで尻コキしてもらいました2」で最高の尻コキを見せてくれた星月まゆら。実に20分弱もの自撮りオナニーを見ることができるのが嬉しい。ただ、カメラとソファが若干遠く、魅力であるあえぎ声が聴き難い、音量MAXで徐々に高まる吐息までバッチリ味わうのが正解だ。服装や下着が「尻コキ~」と同一であることから同日収録の可能性が高いこともマニアならば押えておくべきだろう。
斬鉄剣にも切れないコンニャクがあるのと同様に、透視カメラでも最初から透けている透けパンティは透視できないらしい。登場の2名共に透けパンなのは良い、ただ、せっかくの透けも、コマ送りして、スジ浮きが僅かに感じられる程度という不甲斐無さ。これでは五右衛門ならずとも、「またつまらぬものを透かしてしまった」といいたくもなるだろう。
ここでいう「いやらしい」とは、エロいという意味を含まない。「意地悪な」「非道な」といった手法としての汚さを言いたいのである。一人目の白い花柄のパンティは、サンプルを見るに、ちょうどスジの部分が薄っすら透けているように見える。なるほど、これはトラッドハウス流格言にある「柄物に透けアリ」だなと意気揚々とポチッたが運の尽き。半ば確信めいた期待は見事に裏切られ、後悔は決して先には立たないのだと思い知らされることになる。果たしてその「透け」は、ちょうどその部分だけ色の薄い花ビラの柄がきていたのだった。隠喩でもなんでもなく、ね。
私の記憶が確かならば、「ワインと女優には旅をさせちゃあいけない」とは究極の女優担当の言であった。旅という非日常が、かえって鑑賞者を構えさせてしまい、偏在する日常のエロスを退けることによる質の低下を招くといった意味だが、こと至高の女優である小夜子には当てはまらないだろう。実に通算4度目の温泉旅行、5作品目にして最高傑作である。物語はいつもの構成、どこにでもいそうな人妻が、乱れる。ただそれだけなのになぜこんなに興奮するのか。鍵は前半のどうということのない会話シーンにある、この会話で何が分かるか、それは一言で言えば、小夜子の「愛嬌」である。女は愛嬌、それを小夜子は「持っている」のだ。怖くない、一緒にいて心地よさそうと男に感じさせる存在、それが乱れるから、しかも乳首舐め密着腰振りスパイダーまでも極めてくるから興奮するのである。腰の動きが脳髄を刺激して止まない。もし女神がこの世に現れる時があるとしたら、きっとこんな姿をしているのだろうな。なるほど、果たして小夜子はマグダラのマリアであったか。
複数のセフレを持つデカ尻人妻を、尻好きの男達を募ってまた貸しという流れ。重要なのはストーリーではなく、スタイル。「スケールが違う」という売り文句はついぞ目にするが、これはまさに額面通りのスケール違い。端的に言えば、ジムの上半身にドムの下半身である。しかし、それこそがこの作品の魅力である。子種を預けるのに最適な下半身に惹かれてしまうのは生物の雄である男の性であろう。悲しいのはその当の女体が遊び人であって誰の子種を宿すか分からないということ。ここはカムチャッカの鮭よろしくかけまくるしかないだろう。だが更にもう一つ悲しいことに、出演作がこれ1作しかないのだ。ザーメン、じゃなかったアーメン。
不思議な情緒が漂う作品である。ほぼ終始無言で、ちょっと癖のある顔立ちのお姉さん達を観察するだけ、ただそれだけ。不思議さは、部屋の内装や垣間見える景色によって醸される。派手な壁紙、泥臭いデザインの家電、牧歌的な風景。ここは果たして日本なのだろうか?台湾や中国と言われても、なるほどそう言われればお姉さんの顔立ちもどことなく・・と納得できるだけの説得力のある背景なのだ。そればかりが気になって女体鑑賞どころでない風変わりな作品と言えよう。
いつものコース、いつもの階段、いつものエスカレーターである。撮りなれたカメラワークに緊張感は感じられない。ただそのぶん狙いは外さない、裏切らない。予定調和気味でも見たいものは見たい。そんな水戸黄門的欲求に余すところなく応えてくれる作品だろう。前作の「風3」も良いが、どちらかと問われれば、良スタイルが占める割合の点で、本作に軍配を揚げる。
発売時期的に厳しいのかもしれないが、男性の性器が見えないアングルでさえ、アナルへの舌の接触時は修正が入る。これでは興醒めだろう。アナルを使った行為にも基準というか、自主規制ラインがあるのだろうが、各年代で揺れ動いていて、どうにも鑑賞しづらい。
パンチラといっても、不自然な場面設定や衣装、アングルではない。また、積極的にパンチラを狙っている風でもない。ただ流れ行く眼前の景色に目を留めているだけだ。よってパンチラの濃度は低い。パンティラインや尻を狙うにしても、もう一工夫欲しいところ。