なぜもっと早く見なかったのか、これは良いモノだ。イイ女が腰を振るだけのストーリーも絡みもない非常にシンプルな作品であるが、手は抜いていない。余計なモノは一切そぎ落として、男の脳髄に直截響くビジョンだけを丁寧に濾し取っている。それは例えば、衣装だったりアングルだったり緩やかな動きだったり、分析的に挙げればそうなるが、総合的には、「上質なリズム」と言える。リズムの本質が、エクスタシーに上り詰めるまでの繰り返す波-セックスのリズム-であることは、音楽が人々を惹き付けて止まないことからも分かろうが、ここで重要なのは、繰り返すことである。次も同じような刺激が得られること、これが絶頂へと登る条件になるのだ。ヒトは未来を予測しつつ生きており、次もその次も、自らが事切れるまで快感が担保されていなければならない。そんな小気味良いリズムで溢れる作品に出会えて、圧倒的感謝である。尻といえばローアングルで迫りたくなる所だが、そこをあえて抑制することで、飢餓感を煽りつつも非常に品の良い画作りとしている。上手い。その上僅かに透けて括目できるシーンもある。もちろん全編修正はなく花◎!!
ターゲットは二人で、一人目はピンクのTバックで履いていても修正が入る。二人目は、黒の透けフルバック~ノーパン~胸見せ放尿と3態に切り替わる珍しい構成。まず一人目はパンティに修正が入るのはいただけない。スカートのフリル透けを狙った感じだが、それであればノーパンでなければ厳しいだろう。気になるのは、パンプスのヒールの鏡面映り込みで、括目には至らないが今後の可能性を感じさせる。スタッフの仕込みカメラがアニメキャラで偽装されている様子が窺える(笑)二人目は、黒というのが意欲的である。「黒は透けない」と言われるが、実際は「透けているが分からない」が本当のところで、トリックを仕込むには十分だと考えられる。ましてや、クロッチから後ろ半分はシースルーバックなのだから、角度で奥透けを狙えそうなのだが、もっと見たいと思う所で脱いでしまうのは残念。ノーパンに関しても、映り込みが期待なのだが、丁度映り込みが重なる所にピンクの品物が並んでいて、溶け込んでしまい分からない。放尿は不要だろう。総じて実験的というか模索中の感がある(つづく)
ノーパン(店舗)、薄ピンクTバック(セット)、ノーパン(店舗)の3名。全尺の約2/3を一人目が占めている。目玉的括目シーンがなく、評価に苦しむ作品。逆にそういう作品ほど、何度も繰り返し見ることになるのがトラッドの面白い所。二人目の薄ピンクの柄が、細かいドットになっているのが曲者で、接写以外では、それが柄なのか透けなのか微妙で、判断が非常に困難である。悔しいのは三人目で、ステンレスの什器に映りこむタイミングは、狙ったように完璧なのに、「背景店舗用の修正」に拒まれてしまうシーンがある。他にも映り込みのニアミスがある中で、これは本当は見せたかった場面だったのでは?と勘繰ってしまう。マニア向けとしては、一人目に店舗天井付近の鏡に撮影スタッフが映っているシーンがあり、仕込み鞄の形状やターゲットとの距離感等が確認できる(笑)(つづく)
ノーパン、白Tバック、黄色透けTバックの3名。パンチラ通ならば黄色透けTに飛びつきたい所だろうが、そこにダミートラップを仕掛けるのがトラ流で、狙うべきは一人目。本作では、後期トラッドで幾度も試されているノーパン床面反射がようやく実を結び、修正無き像として括目して拝むことができる。ただし、女体の構造と反射像の原理をある程度理解していないと、狙いをつけるどころか気付くことすら困難である。誤って周囲の物品の映り込みと見間違うこともあるだろう。研究と経験を積み上げた者だけが鑑賞出来る、最高難度のトリックである。修正漏れの実像を見るのもよいけれど、努力によって困難に打ち勝ち得た末に出会う景色は、侘びていても非常に味わい深いものがある。トラッドハウススタッフの瞳に、映った鏡像の股座に乾杯!(つづく)
知的な眼鏡が魅力のターゲットだが、選んだ下着とのギャップがスゴイ。パープルのオープンバスト&オープンクロッチテディは、煽情のみを追求した最終兵器と言って良い。直下からのあおりアングルは、砲弾形のバストが機嫌良く晒される様を美しく捉えている。トリックは、コマ送り必須の映り込み程度だが、最近のローアングルシリーズが芳しくない中では良質なもので括目と言える。問題は、最後テディを脱がずに上に重ねてパンティを履いて服を着てしまう所で、チャンスを1回分損した気分になってしまう。ピント面の問題も残ったままだが、鏡像へのピントは、鏡像奥行きの分も必要になってくるのでアングル固定の中央AFでは解決は難しいだろう。評価が微妙なラインの作品だが、美しい胸に敬意を表し一つオマケの星5とする(つづく)
永らく途絶えていた虎印のランジェリー試着室が帰ってきた!しかもSD画質のまま!HD画質になり内容が劣化してしまったローアングルシリーズとは異なり、昔のギリギリに尖がったトラッドハウスのまま、いや、一層磨かれ、神がかったと言って良いだろう。まるでローアングルの鬱憤を晴らすかのように、様々なトリックで括目シーンを連発している。いくつかポイントを挙げると、まずパンティの透け加減が半端じゃあない、半端ねぇ。次に、過去は2分割画面だったものが1画面となって、SDとは言え高精細に見られるようになった。あとは、トラッドハウストリック。修正のタイミングや、ローアングルでも度々試されている映り込みの出来栄えが秀逸である。ただ、本作において重要な画面端部が、レンズ収差による画像流れとピント面のコサイン誤差によるボケが累積し、滲んだ様な画になっているのが惜しい。ただ、それだからこそ修正がかからないとも考えられるので難しい所。この辺り、モニターのコントラストやガンマで調整を行いつつ鑑賞するのは虎の手習いと言えよう(つづく)
上質なモデル、エロ際どい衣装、修正のタイミングと細かさ、カメラアングルと、どれをとっても偏差値が高く、期待感を持って鑑賞できる良作。見所をいくつか挙げると、大島優子にも似た顔立ちの白V字水着は、アップでは修正が入るのだが、近頃ではありえない極小スクエアの修正が味わえる。紫のV字下着では、刺繍の間の部分的な透けが拝める括目シーンがある。また、銀の水着も透けはないものの、局部をピッタリかたどったスジが浮き出て金粉ショーもかくやの趣を見せている。未検証だが、撮影会のストロボの光が当った瞬間になにか透けやしないかとも思っている。コマ送りで掘り下げて見たくなる作品で、そういうのが好きな向きには特にオススメできる。
エロい衣装の美形のお姉さんが、笑顔で腰を振っている。ただそれだけで股間にグッとくるのはなぜだろう。笑顔には、許しがある。自らの身体の魅力が男にどのように作用するのか知った上で、それを男共に機嫌よく晒しさらしている。この笑顔には、身体を自由に見られることを積極的に許すことをアピールする働きがある。この「許し」が股間にダイレクトに響いてくるのだ。昨今の作品では見られないギリギリの最小限前張りも見ものの良作である。
前半ノーパン、後半透けパンの2名。一見、どちらも修正だらけの無残な有様である。だがここで古の格言を思い出そう「修正の上にも3回」或いは「あきらめたらそこで試合終了ですよ」でもいい。後期HD画質になって、修正の範囲やタイミングが安直なものとなっていたが、本作は攻めていると言える。ただ修正がかかっていないワケではないから局部全体が透けて見えるわけではない。予習として女性局部の構造を把握しておくことを強く薦めておく。後は言わぬが花、なるほど「トラッドハウス、錆びてはおらぬようだな・・・・・・」(つづく)
登場は2名、前半はノーパン、後半は黄色のTバック透けパンである。パンチラ好事家ならもう分かるだろう。と言うのも、トラッド作品に限らず、「黄色は思ったより透ける」という事実が経験的に知られているのである。本作はさらに透けパンということで期待が膨らむと言うもの。ただし、シワにより密着度が低く透けは部分的にとどまる。それでも、後期のトラッド作品の中ではピカイチの出色の透け具合で、高く評価できる。狙いなのかたまたまなのか、タンポンのヒモ部分が密着して終始ハッキリと透けて見えている、そこを手掛かりとすると良いだろう。モニターのガンマ補正も強力な手助けとなるはずだ。虎はまだ死んじゃあいなかった、さあ反撃の狼煙を上げろ、括目だっ(つづく)