カメラアングルや絶頂回数に当たり外れはあるものの、複数回イクものはその没頭具合や腰の蠢きがなかなかのものである。1回で止めてしまう娘も多く好みの娘が意外とアッサリ終わってしまう恐れもある。特に狙いたいのは一人目と六人目。これらは一級品のオナニーであると言ってよいだろう。この感じでアナルまで刺激してくれれば神レベルまでいっただろうが、さすがにそこまでは望めなかったのは実に惜しい。
いかにも透けていそうな衣装が、撮影のフラッシュで照らし出される。そんなサンプルに惹かれて購入してみるも、実際のところ下着は全く透けず軽微な筋浮きに留まり、ワンチャンあるかと期待したフラッシュの瞬間もとくに目ぼしいものは見られなかった。それよりなにより、まず言っておきたいのが「カメラマン前に出すぎ!」ってことだ。カメラマンがキャメラマンよりも前にいるもんだから寄れないし被ってくるしで、まるでオマケ映像を見せられているかのようだ。これはいただけない。
一体全体どこで売っているっていうんだい、こんなけしからん水着を。肝心の部分には電マが当たっていてほぼ見えないのだが、電マが外れる瞬間にチャンスがある。画質的にも多くは望めないが、詫び寂を感じることができるかもしれない。また、イクときの嬌声やアナルにはお直しが入らない点も見どころといえよう。
期待した風呂場での濡れ濡れ水着は最初からお直しありで撃沈するものの、ピンクフリルの透け水着がバックから程よく透けていて満足いくレベルである。意外とグッときたのは、セーラー冬服での170度開脚オナで、だらしない脚の開き具合が「受け入れ求め感」を存分に醸し出しており、体操やスポーツ経験者のわざとらしい「180度開脚!」とは一線を画した効果を発揮している。尻、胸、股座のアップに頼らない股間に響くエロス表現として高く評価できる。
衣装が適度に扇情的でとてもよい。透けて見えるブラがプリーツスカート下のパンティを妄想させるが、パンチラはなし。これがまた飢餓感を掻き立てて乙なものだ・・・申し訳ありません。私、噓をついておりました。パンチラぐらいは見せてほしかったというのが正直な所でありまして・・・フェラについては、それに特化したシリーズの中にあっては驚くべきものではないが、及第点以上はつけてもよいだろう。
この手の素人然とした作品では、寄せ集めッポイ容姿が散見されることも多いものだが、これは容姿も体形も高水準なものを集めており、まごうことなきベスト盤と言えるクオリティである。腰の振りや挿入深度も十人十色、違いを楽しむのも良し、性癖に刺さるお気に入りのナンバーワンを見つけるのも良し。尻アングルも好物で非常に良いのであるが、欲を言えばこれにタンライン(日焼け跡)があれば最高であったろうに。
必要デス。なぜなら、女体だから、裸体だからエロいってワケでもなく、セクシーランジェリーだったらエロいのかといえば、そうでもない。しかし演技が上手ければそれだけでエロい。脱いでなくても、エロ下着でなくともだ。それで、今ピカイチの実力派演技で大注目なのが「沙月恵奈」なのである。その芝居演技力は「篠田ゆう」に匹敵すると言ったら言いすぎだろうか。演技の方向性は、自然というよりもわかりやすさ、多彩な表情がそれぞれ何を表わしているのか明確に伝わってくる安心感。股座カットに頼ることなく撮れるからお直しも最小限で済んでいる。
何なんだコレは、コレは一体何なんだって聞いているんだぜぇ。確かに俺はプリ尻に食い込むTバックに魅せられてポチッたはずなんだ。それは完全に確かなんだ。だがよぉ、今俺たちの目の前で蠢いているものは、桃尻でもなく、セクシーランジェリーでもなく、あの欺瞞と虚無に満ち満ちた色とりどりのスクエアばかりじゃあないかっ。これはあまりにあんまりだ。
もう感覚が麻痺しているのだろうか。高水準なオナニーを見せられてもグッとくるものがない。確かに容姿レベルは高めだし、ディルドによる激し目のオナもアナニーもある。一体全体何が不満だというのか。ひとつ考えられるのは、これが自撮り然とした撮り方という点。みせつけるようなオナは、やはりどこか演技的なわざとらしさを感じさせてしまうのだろう。これが“○撮”であれば、「どうせ演技だ」と分かってはいても妙にリアリティを感じるものだ。