主演女性が女王様をやりながら実はMである、という設定は以前の作品でもあったのだけれども、それをドキュメント仕立てにしたもの。女王様のもとに足しげく通う男性が今度は一転Sを演じるというもの。Sになかなかなり切れないとか、やろうとしても何だかぎこちなさを感じるという点が、なんともリアルではある。責める側にものすごい力量が要求されているというのはよく言われるが、それを(結果的にか)映像化している。これでエロいかどうかと言われるとちょっと微妙なところはあるが、このリアルさが印象的ではある。
女性が男性と酒を飲みながら、どんどん責めていく流れ。肛門に突っ込んだ指を舐めさせたり、聖水を飲ませたり、ゲロの口移し、黄金を顔に塗ってのキスなど。ものすごくハードなのだけれども女性があまりにも楽しそうにやっているので、悲壮感が全く感じられないのが良い。最後に唐突に女性へのパイ投げシーンが始まり、単なるメッシーかと思いきやそこから黄金が混じってのプレイ。白いクリームがだんだん黄金色に染められていくシーンがなかなか興奮する。
個人的にプロレスを見ないのでよくわからないが、技をかけながら責めたりするなど、強い女性がドSな雰囲気で痴女風にSEXをするという感じがとても良い。女性も良く肌を焼いた美しい身体を持っていて、見ごたえ抜群だった。
ゲロプレイが性癖と語る女性、一番の見どころはやはり最後のゲロプレイか。食べながらのインタビューでは「甘いゲロ」とか「味重視のゲロ」などというパワーワードが登場。さらには持参したゲロを飲んでからのゲロプレイ。吐いたものを頭からかけたり、ゲロを含んでキスをするなど、見ていて本当に楽しそう。加虐/被虐みたいなプレイとは異なるゲロプレイというのはそう多くはないと思うのだが、こうした楽しい感じのものがもっと出てくることを期待したい。
浣腸プレイに目覚めていく、という設定なのかもしれないが、前半には全くないので、その点やや物足りなさがあった。後半は良かった。もう少し浣腸プレイに特化して、いろいろなシチュエーションでの浣腸があれば良かったかな。
実際に嘔吐があるシーンは最初の二つのシーンで、最後のシーンにはないのだが、タイトル通りなかなか大量で見ごたえ十分。ドロドロしていて気持ちよさそう。女性が積極的に嘔吐しているのも良い。最初のシーンではボタボタと床にこぼしていき、二つ目のシーンでは男性の身体に吐いて、ゲロ手コキにゲロパイズリ。せっかくなのでもっとゲロを有効活用できればさらに楽しそうなのに、と思う。
普段「オトコの娘」の動画とかをよく見るほうで、女性を演じているのだけれども男性身体、というのが好き。ここに登場するのは、さらに女性的なメイクもない、ただ女性用の服を着ているというだけの人なのだが、振る舞いやプレイ中の反応が女性的な感じで、とても魅力的。こういう中性的な感じの人、もっと出てきてくれればよいのに、と思う。
このシリーズは楽しくて(バカげているとも言えるけど)好きなのだが、ファストフード店第2弾でどうしても前作と比較してしまう。そうするとどうしても女性陣の演技、男性陣のリアクションなどでやや物足りなさを感じてしまう。決して悪い出来ではないのだろうけど。。。それにフードロス防止というコンセプトが掲げられていたけど、プレイそのものであまり新規性を感じられなかった。そこがちょっと残念。基本的な作りは好きなので、引き続き楽しそうで体験したくなるような作品を期待している。
4つのシーン、どれも楽しそうで、みんな体験してみたい!と思わせるもの。何よりも女性が楽しそうにやっているのが素晴らしい。パッケージ写真と違って、とてもチャーミングな女性が、ずっと笑顔でプレイしているのがとても魅力的。なかでもすごいのは最初のチューブを使ったプレイかな。ゲロが自動的に上がってくる感じで神秘的。最初のインタビューから食事(生成)までが20分ほどと長いのだけど、そこでいろんなプレイが語られていて、気分が高まる。
出てくる女性は年齢の割には幼い感じで、ちょっと薄幸なイメージ。そして、それに似つかわしくない感じのタトゥーが特徴的。嘔吐は主にイラマだけど、あまり加虐的な感じのものではなく、女性が自ら咥えて吐くもので、優しい感じのもの。結構好きな感じのプレイだけど、個人的には男性がもっとゲロを楽しむシーンがあっても良かったかな、と思う。