この女優さん、結構好き。なんでも楽しそうにやっているし、口移しのシーンなどはまるで餌付けのようで、そこに母性すら見出せる。やっていることはめちゃくちゃハードなんだけど、男性を愛おしむ雰囲気がずっとあって、そうしたところに魅力を感じる。一方で、途中に挿入されたインタビューの内容がなかなか壮絶。およそエロにふさわしくない個人史が語られている。あれをどう見るかでこの作品の評価は分かれそう。個人的には、あのような経験があって、それを背負った優しさがプレイに現れていると評価したい。
シリーズの中でも特に好きな作品。これを書いている時点ではもう出演しなくなってしまっているが、最初に出てくる男性は、何のためらいもなく黄金をむしゃむしゃと食べて、苦しそうな顔一つしていないのがとてもポイント高い。やはりファンタジーとしてこの世界に没入するには、ここまでやってくれたほうが楽しめる。あと、個人的にはエネシェイクが好き。同じ男優だけど、ちょっと色のついたエネシェイクをごくごく飲んでいるシーンが良い。
タイトルには「処刑」とあるけれど、それから連想されるほど加虐的な雰囲気は全くなく、楽しい雰囲気なのが良い。口への嘔吐はまるで口移しで餌付けをするかのような愛おしむ雰囲気すらある。なので、全体を通してあまり汚らしさもなく、安心してみることができる。願わくば、男性がもっと甘えるような雰囲気で臨むと理想的かも。
これを書いている2024年時点では発売から10年以上経過したオムニバス版(なので原作はもっと古い)。だけれども、いまでもゲロが好きなら見る価値はあるかと。いろんな女性の嘔吐をダイジェストで見ることができ、しかも吐き方も多様(指を使う、器具を使う、腹筋だけで押し出す)。何よりも女性たちが楽しんで吐いている感じが良い。また、吐いている顔のアップも生々しくて臭いや質感が伝わってきそう。残念なのは、吐いているシーンのみを取り出しているので、それを男性たちが味わうところが十分に映し出されておらず、また男性たちももっとおいしそうに味わってくれればなぁ、というところ(難しいのだろうが、ファンタジーなので。。。)
女性が男性の口に排泄したり、体に塗りたくったり、手コキをしたりするシーンのオムニバス。個人的にはこういうのは楽しそうにやってないと没入できないので、手袋などはないほうが良い。その点では、最後のミムラ佳奈のシーンは、それまでのマイナス面をすべて埋め合わせるだけのものであった。男性の体に塗りたくるだけではなく、自分の体や顔、頭にも笑顔で塗りたくっていく。これだけで何度も何度も興奮する。
個人的にオトコの娘が好きで、臭いフェチであり、たまにスカトロ物も見るのだが、それらを全部一つにまとめた、という点はなかなか画期的(どれだけ需要があるのかが疑問ではあるが)。メインの月島なるはどことなく妖艶な雰囲気があって好きなオトコの娘。最初のシーンでは一人で小と大を裴瀬酢するシーンだが、それらを身体に塗って臭いをかいで恍惚とした表情を浮かべているシーンがとても刺さる。次のシーンから女性が二人登場するが彼女らの出したものを月島なるが食べていくシーン。そして場所をベッドに移してぶっかけていくシーンが続く。男性キャラクターが出てこないので、興奮もさることながら尊さすら感じる。
画面に登場するのは女性二人だけ。顔出ししている熟年の女性と口または目を隠している若い女性。基本的には後者が前者を攻めていくパターン。メインは後半で、浴室で熟年の女性が排泄し、それを身体に塗っていくところから始まって、若い女性の嘔吐、排尿など。特に何かストーリー上の仕掛けがあるわけでもなく、淡々とプレイが進んでいく感じ。良くも悪くも余分な要素はない。
女性の身体から出てきたものを口にする、というのに興奮するけど、スカはちょっとハードルが高い、というくらいのところに刺さる感じ。主にクリームを浣腸して出す、というプレイをやっているけど、茶色くならないので汚い感じがほとんどない。個人的には、2/3ほどを占める無理やりやらされているパートよりも、後半1/3の笑顔でプレイしているところが、プレイにも汚らしさが感じられなくて良い。
本番はなしで、ローションを使った密着とキスのみ。そしてオトコの娘は終始水着。それでもギャルっぽい感じで妖艶さがむんむん漂う表情で、とても好きな顔。特にローションを垂らしながら自分の局部を手でさすって足で男の体をすりすりするシーンが良い。
だいぶ前に発売されたもので、何年も前にレンタルで見たことがあったのだけど、ふと目に入ってきちんと購入した。この作品の発売からもう10年以上経って、アダルト市場には多くの「ニューハーフ・オトコの娘」モノがあふれるようになったが、この女優さんにはいま活躍している人たちとはちょっと違う妖艶さがあるように思う。そうした妖艶さを求めてたまに見たくなる、そんな作品。