タイトルにもある通り“射精”にこだわった作品です。残念ながら、パイズリのクオリティが高いとは思えませんでした。杏美月や星咲優菜のようなパイズリが好きな方にはオススメは難しいです。また、気になったのは男優の声。半分は主観的なカメラワークなのですが、とにかく全体的に男優の声が耳につく。友崎亜希のパイズリが作中随一に良かったのに、男優の声がうるさく興ざめしました。
夢野まりあさんに対して演技、体つき(特に豊満さ)、いやらしさなどに定評を持っているのですが、この作品は女優さんのポテンシャルを活かしているとは思えません。全身タイツに関しては作品の方向性として割愛もできますが、痴女らしさにインパクトがない。テクニックではなく道具に頼って男優を攻めている(しかも男優がその道具を持って、自慰のように見える)のがよろしくない。すこしもったいない作品だと感じました。
女優のぽちゃ寄りの体型さえ気にならなければ、パイズリ好きにとってに打ってつけの作品です。どのシーンもパイズリ(スタンダード)→射精(挟射)→本番といった流れで、本番のみの射精ではない構成が理想的です。男優の声や映りもなく、見ていて興が醒めることもありません。惜しむらくは男優の射精の勢いに欠ける点ですが、それを補ってあり余る内容だと思います。
デビュー作としては価値があると思いますが、内容はそこまでのものではありません。 パイズリ主体の作品という体を取っていますが、半分はPVのような映像。 ハメ型パイズリもふたなり作品で使うような男性具を挟んでいるだけで、CCDパイズリも男性器をアップで映しているだけのような有り様。最後のチャプターは、ありふれた本番からの…というプレイ。 杏美月ファンとしては必見の作品ではあっても、パイズリ愛好家としては決してオススメできない作品です。