「ちんちんのない私に上手くできるだろうか」という感情からか、小便器を視界に捉えながらも数十秒から1~2分の間躊躇している姿はとてもエロい。新鮮な真上からのアングルは、いかに女性が尿を前に飛ばすのが難しいかがわかった。
本作で片足を上げたりせずに男子同様の仁王立ちの立ちションをしたのは15人中4人に過ぎず、少し物足りなさを感じた。また、男子スタイルでの立ちションを披露した4人についても、そのうち3人は後ろアングルのみで、真横アングルが1人だけという点に不満を覚えた。
お互いの胸や腹部を触り合うという百合的展開、巨乳の若い女性の目の前で自分の胸を見て「貧乳」という言葉を発する熟女たち、人妻と18歳男子との不倫というおねショタ、ノーブラゆえの胸ポチなど、脱衣所における興奮要素をこれでもかと詰め込んでいて良かった。
もし出演した女性に彼氏がいたら、「ちんちんついてないのによく頑張ったね!」と彼女を褒めてあげてほしいな、と思えるくらい真摯に立ちションにチャレンジしていたな、と思った。特に中盤登場したエキゾチックな顔立ちの方のクーデレ感はたまらなかった。改善の余地を感じたのは、立ちション方法をアドバイスする際に股間を引っ張り上げるだけでなく小陰唇をくぱぁすることを言った方がいいのでは、と思った。
本作では、便座を上げた状態で中腰ションや片足を便座の上に乗せる体勢での放尿が新鮮さを覚えた。また、肩凝りからか体を解す際の胸チラやタンポン交換のシーンなど、放尿シーン以外も味わい深かった。エロティシズムからは離れるが、夫や○○と通話している描写は微笑ましさを感じた。
採尿時に指におしっこを引っ掛けてしまう場面もあり、おちんちんがついていないため尿線の方向コントロールや尿流の一時停止が難しい女性にとって、男性と比べて採尿がどれだけ面倒であるかというのが映像から伝わってきて良かった。
夜の撮影だからなのか照明によるものなのかはわからないが、映像の暗さが気になった。2021年時点においてガラケーは時代を感じさせるが、局部を露出したまま携帯をいじっているのは少し不自然に思えた。また、途中の男性との口腔性交の部分はカットすべきだと感じた。
立位での排尿自体は悪くないが、男子小便器と対峙しての立ちションと比べて映像の魅力が落ちている感は否めない。また、足を十分開いていない、内股になっている、女性器を指でくぱぁしていない、などの出演者が目立ち、立ちションのスキルも不十分に映った。また、映像自体の暗さも気になる。
和式トイレでの放尿は、女性が用を足す度に臀部を露出させなければいけないという事実を強調しているように思えてとても良い。尿を絞り出そうと膀胱を押す人や、女性器を拭くときに指で女性器を押さえているような仕草も興奮した。
本作は第2作と同様、片足を上げずに正統派の立ちションをする人が多かった点は良かったが、便器から離れすぎた状態で放尿したために尿線が便器にほぼ収まっていない人も見受けられ、「小便器への立ちション」というコンセプトから外れているように思えた点が残念だった。だが、尿がお尻の方へダラダラと伝ってしまう姿を克明に映す斜め下からのアングルや、前半に登場する方が放尿中に何度もティッシュペーパーを股間に当てているシーンが素晴らしかった。