縛りの美学や責めの美しさといった魁氏らしい演出だけど、展開が冗長に過ぎたり、責めに残虐性とか無残さといった要素が少ない。 これは、ストーリー重視で、最初の展開などはドラマを見ているかのようだった。 まあ、映像的には美しいし、古典的な責めは楽しめるので、そういうファンにはいい作品だと思う。
義父と母親がSM関係だと知った娘にも義父が拘束して調教する日々が始まった。緊縛してのさまざまなせめがありますが、避けられないように拘束しての背後からの乳首責めはけっこうよかったです。緊縛でのエッチはやっぱりさいこうですな。
樹花凜(七咲楓花)は、その美形な外見にもかかわらず、受け、責め、やハードなスカトロ、はたまた戦隊モノまで幅広い役柄を数多くこなしている。演技が上手いのもあるが、表情の造形が非常に分かりやすいのが重宝されるのだろう。特に嫌がる表情は、一度見たら忘れられないインパクトを持っている。本作のような縛りの出演も数あるが、スレンダー過ぎない、程良く絞られた肉体が縄で固められ吊り下げられる姿は、ベルメールの球体間接を彷彿とさせる美しさを湛えている。ナレーションや小道具もドラマ仕立てになっていて、ある種の重暗さを響かせるが、フェラやSEXシーンはあまりドロドロしていない。抜くには、背徳と情欲が物足りないだろう。