菱縄縛りのしかたを、口での説明はなく、カメラワークで丁寧に追っていく作品。 縛り方から解き方までわかり、実際にやってみたい方に参考になりそう。 モデルに徹してエロさはそれほどなく、ピントが若干甘いところは部分的にあるものの、コスパ良し。
初めは好奇心でドキドキしながら、じわりじわり縛られていく。段々ハードになり、抗うことができず泣き出しそうになるまで責められ、感じていく。白を基調とした服や下着が清楚。それが縛られた時の被虐感と、美しく縛られたシーンが多く、その場にいて一緒に責めているような高揚感がある。
冒頭の後ろ手から胸へ縄を廻す縛りから始まり、見たいアングルでテンポよく繋がって小気味良い。猿轡美人というに相応しいM性を引き出し、魅せるところはじっくりとよく表現された映像美と素晴らしい編集。片脚吊りバイブでイカされ、嫌がる蝋燭などS性の強いシーンへ展開する。優しいS主人とドSの息子という二面性で、うまく構成されていると感心する。何度も繰り返し見たくなり、ダーティ工藤氏の数ある作品の中でも出色で、強気の価格設定も頷ける。
蝋燭、乳首洗濯バサミ、竹竿磔、首輪フェラ、猿轡バイブ、鼻フック口枷、豹柄パンティ被り、CAコスプレなど、あらゆるシチュエーションでM女たちを責めまくる。共通なのは全裸、麻縄緊○で身動きできぬ身体、汗をかくほどの激しいSEX。羞恥よりも責めを求め、SMが自然な行為としてのSEXと化したような錯覚に陥る。20人4時間もあり、ザッピングで好みのシーンを探すのも一興。
美術モデル?として縛られるために身体を捧げ、責めを受けて陶○から絶頂へと導かれていく女性を描く。絆ともいえる見えない衣を、縄という形に現実化し纏い、[先生]はそれを描き留める。無言で互いを求めあう、エロスが滲み出る。徹底したライティングや画創り、映画クオリティのスムーズな繋ぎからも、作品全体やモデルに対する愛情が感じられる。作品ダイジェストは告知ポスター、再生サンプル(代表シーン)が予告編とすれば、本編は2時間超でじっくり堪能できる劇場版ともいうべき大作。
ハチマキやブルマ、股縄などフェチ心をくすぐる要素はあるものの、内容はいたって冷静な縄抜け。マスクで顔隠し、感情は出さずに淡々とほどいてその場を離れて終わり。二編とも喘ぎ声もなく被虐要素なし、ただの手順ビデオ?っぽい。マニキュアしてコスプレかと興ざめしてしまう点も惜しい。
Hするとき常に開脚で、自ら足首を掴んでという制約を課しているためポーズが美しいのと同時に、SMっぽくもある。様々なアングルでブルマを堪能させ、新体操のようなしなやかさと清純さを○す凌○感が加わって、妄想モードを煽る。サービス精神旺盛で、飽きさせなくて良い。
完全に縛られた状態で猿轡をかませられるところから始まり、ひたすらもがくシーンだけです。ですが、全体から部分、表情や息づかいなどショット毎に狙いどころよく撮影・編集されていて、冗長と感じさせることなくじっくり見られます。ライティングの青みの強さは気になりますが、どのショットもグラビア的に美しいポーズでこだわりを感じます。